※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。
こんにちは、YAMAZAKI JOB MEDIA編集長の山崎正義です。副業詐欺で300万円の借金を背負い、そこから地道な副業で立て直す過程で、130件以上の副業案件を調査してきました。
ブログでアフィリエイトを始めようとすると、最初に「ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)はどこに登録すればいいのか」で迷います。比較記事を開くと「おすすめ10選」が並んでいますが、初心者が本当に比べるべき点は多くありません。この記事では、審査・報酬の確定条件・最低支払額・振込手数料の4点に絞って、各社の公式ヘルプで確かめた内容をもとに選び方を整理します。
なお、この記事では特定のASPへの登録リンクは置いていません。どのASPにも登録は無料でできますので、条件を読み比べてから、ご自身で公式サイトから申し込んでください。
結論:最初は1〜2社でよい。比べるのは「4つの条件」だけ
山崎正義が8年間の副業経験から言えるのは、最初からASPを何社も掛け持ちする必要はないということです。登録先が増えるほど、報酬が各社に分散して最低支払額に届きにくくなり、管理画面の確認や確定申告の集計も手間になります。まずは1〜2社に絞り、記事のテーマに合う広告が足りなくなったら増やす、という順番で十分です。
そのうえで、登録前に確かめるのは次の4つです。
| 比べる点 | 何を確かめるか | 見る場所 |
|---|---|---|
| ① 審査 | 会員登録に審査があるか/広告ごとの提携審査があるか | 会員規約・よくある質問 |
| ② 報酬の確定条件 | どんな場合に成果が否認(取り消し)されるか | 各広告のプログラム詳細 |
| ③ 最低支払額と振込日 | いくらから、いつ振り込まれるか | 報酬の受け取りに関するヘルプ |
| ④ 振込手数料 | 手数料を誰が負担するか・いくらか | 報酬の受け取りに関するヘルプ |
「報酬単価が高い」「案件数が多い」は目を引きますが、ブログを始めたばかりの段階では、そもそも成果が少額です。少額の報酬がきちんと手元に届くかどうかを先に見るほうが、実際の手取りに直結します。
ASPとは?お金の流れを先に押さえる
ASPは、商品やサービスを広告したい会社(広告主)と、ブログやサイトを運営する人(メディア)をつなぐ仲介役です。お金の流れは次のようになります。
| 順番 | 起きること |
|---|---|
| 1 | ASPに会員登録し、自分のサイトを登録する |
| 2 | 紹介したい広告に提携を申し込み、承認されたら広告リンクを記事に貼る |
| 3 | 読者がリンクから申し込み・購入すると「成果発生」 |
| 4 | 広告主が条件を満たしているか確認し、「確定(承認)」または「否認」 |
| 5 | 確定した報酬がASPの支払い条件に達すると、口座に振り込まれる |
読者がリンク経由で申し込んでも、すぐお金になるわけではありません。発生から確定、確定から振込まで、それぞれ時間がかかります。この流れの詳細は「ブログアフィリエイトの報酬はいつ入る?発生・確定・振込の流れ」で整理しています。
比べる点①:審査は「会員登録」と「提携」の2段階
ASPの審査は、多くの場合2段階に分かれています。
会員登録の審査
ASPによっては、会員登録の時点で登録情報やサイトの内容を確認します。たとえばもしもアフィリエイトは、公式の「よくある質問」で、会員登録後に登録情報の審査があると案内しています。審査の基準は各社とも細かく公開されていないことが多いので、「記事がほとんど無い」「サイトのテーマが分からない」状態で申し込むより、数記事を公開してから登録するほうが落ち着いて進められます。
広告ごとの提携審査
会員登録が済んでも、広告ごとに広告主の審査があるものがあります。提携を申し込むと、広告主がサイトの内容を見て承認・否認を判断します。サイトのテーマと広告のジャンルが合っていない場合や、記事が少ない場合は否認されることがあります。否認されても、記事を増やしてから申し込み直せる広告もあります。

審査に通るためにサイトの内容を偽ったり、他人の記事を写したりするのはやめてください。規約違反で報酬が取り消される原因になります。
比べる点②:報酬の確定条件(否認されるのはどんなときか)
成果が発生しても、広告主の確認で「否認」されると報酬になりません。否認の条件は広告ごとにプログラム詳細に書かれています。よく見かける条件を表にまとめました。
| 否認の条件の例 | どういうことか |
|---|---|
| キャンセル・返品 | 購入後にキャンセルされた、返品された |
| 重複・既存顧客 | 同じ人の二重申し込み、すでに会員だった人の申し込み |
| 虚偽・不備 | 申込内容に不備や虚偽があった |
| 条件未達 | 「申し込み後に◯日以上継続」など、確定の条件を満たさなかった |
| 禁止行為 | 自己購入の禁止、リスティング広告の禁止など、規約で禁じた方法での成果 |
同じジャンルの広告でも、確定条件の厳しさは広告主ごとに違います。広告を選ぶときは報酬単価だけでなく、確定までの期間と否認の条件をセットで確認してください。自分で申し込んで報酬を受け取る「自己アフィリエイト」の否認については「自己アフィリエイトは1案件1回まで?報酬が否認される理由」で詳しく書いています。
比べる点③④:最低支払額・振込日・振込手数料(2026年10月時点)
ここが初心者にいちばん影響する部分です。主なASP3社の公式ヘルプで確かめた内容を表にしました(2026年10月24日確認)。
| ASP | 最低支払額 | 締め・振込日 | 振込手数料 |
|---|---|---|---|
| A8.net | 登録サイトごとに1,000円以上(5,000円方式・キャリー・オーバー方式も選べる) | 月末締め・翌々月15日(休日は翌営業日) | メディア会員の負担(下の表) |
| もしもアフィリエイト | 当月に承認された成果が1,000円以上(住信SBIネット銀行は1円以上) | 翌々月末 | もしもが負担 |
| バリューコマース | 登録サイトごとの報酬額が1,000円を超えた月 | 翌々月15日(休業日は翌営業日) | 無料 |
出典:A8.net「報酬をどのようにして受け取ることができますか?」・A8.net「報酬の振込と手数料について」(2026年5月25日更新)・もしもアフィリエイト「よくある質問」・バリューコマース「報酬はいつどのように受け取れるのですか?」(いずれも各社公式サイト内のページ)
A8.netの振込手数料
A8.netは振込手数料を受け取る側が負担し、振込金額から差し引かれます。公式の案内では次のとおりです。
| 振込先 | 3万円未満 | 3万円以上 |
|---|---|---|
| 三井住友銀行 渋谷駅前支店 | 110円 | 220円 |
| 三井住友銀行(渋谷駅前支店以外) | 220円 | 440円 |
| 他の金融機関 | 495円 | 660円 |
| ゆうちょ銀行 | 66円(金額に関わらず一律) | |
計算例:1,000円の報酬を受け取ると手元にいくら残るか
※以下は説明のための仮の数字です。
確定した報酬1,000円を、A8.netから他の金融機関の口座で受け取る場合:1,000円 − 495円 = 505円
同じ1,000円をゆうちょ銀行で受け取る場合:1,000円 − 66円 = 934円
振込手数料が無料のASPで受け取る場合:1,000円
報酬が少額のうちは、振込手数料の差が手取りの半分近くになることもあります。A8.netを使う場合は、公式が案内しているように振込先の金融機関を選ぶか、報酬を貯めてから受け取るキャリー・オーバー方式にすると、手数料の負担を抑えられます。
登録前のセルフチェック
ASPに申し込む前に、次の項目を確認しておくと迷いません。
| チェック項目 | 確認の目安 |
|---|---|
| サイトに記事が数本あるか | テーマが伝わる程度の記事を公開してから登録する |
| サイトのテーマに合う広告があるか | 会員登録前でも公開されている広告の一覧を確認できるASPがある |
| 受け取る口座は決めたか | 振込手数料が口座によって変わるASPがある |
| 広告表記(PR表記)を入れる準備はあるか | 記事にアフィリエイト広告を貼るなら、広告であることを分かるように表示する |
| 報酬の記録をつける準備はあるか | ASPごとの報酬を月ごとに記録しておくと確定申告が楽になる |
広告表記については、2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝(いわゆるステルスマーケティング)が景品表示法の不当表示として規制されています。消費者庁はアフィリエイト広告も対象になりうると案内しています。記事の冒頭に「本記事にはプロモーションが含まれています」と書くのはこのためです。
こんな勧誘には注意:「ASPに登録すれば稼げる」
アフィリエイトの入り口として、「このASPに登録して記事を書くだけで月◯万円」「登録方法を教える講座を受ければすぐ稼げる」と高額の塾やコンサルに誘う広告があります。山崎正義が300万円の被害を受けた頃から続く典型的な手口のひとつです。
- ASPへの登録自体は無料です。登録のために費用を払う必要はありません
- ASPに登録しただけで報酬が発生することはありません。記事を読んで申し込む読者がいて、初めて成果になります
- 「必ず稼げる」「月◯万円を保証」と言い切る勧誘は、成果を約束できない仕組みを無視しています
判断に迷ったら、「安全な副業の探し方」の基準で一度立ち止まってください。
報酬の税金と経費
ASPから受け取る報酬は、会社員の副業であれば多くの場合「雑所得」として扱われます。給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告が不要になる場合がありますが、住民税の申告は別に必要です。詳しくは「副業の確定申告入門|「20万円ルール」の正しい意味」をご覧ください。
レンタルサーバー代やドメイン代など、ブログの運営にかかった費用は経費にできる可能性があります。どこまで認められるかは「副業の経費はどこまで認められる?」で整理しています。サーバーの選び方は「副業ブログ向けレンタルサーバー比較」を参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ASPは何社に登録すればいいですか?
最初は1〜2社で十分です。報酬が分散すると最低支払額に届くまで時間がかかるため、記事のテーマに合う広告が見つからなくなってから増やすのがおすすめです。
Q2. ブログを作ったばかりでも登録できますか?
ASPによって異なります。会員登録時にサイトの審査があるASPもあるので、数記事を公開してから申し込むと落ち着いて進められます。条件は各社の会員規約・よくある質問で確認してください。
Q3. 1,000円に届かなかった報酬は消えますか?
今回確認した3社は、最低支払額に届かない分を翌月以降に繰り越す仕組みです。ただし、報酬の有効期限や退会時の扱いは各社の規約で決まっているので、長く放置する前に確認してください。
Q4. 振込手数料を払いたくない場合はどうすればいいですか?
振込手数料を運営側が負担するASPを選ぶか、手数料がかかるASPでは振込先の金融機関を選ぶ・キャリー・オーバー方式で受け取る回数を減らす、といった方法があります。
まとめ
- 最初は1〜2社に絞り、足りなくなったら増やす
- 比べるのは「審査・確定条件・最低支払額・振込手数料」の4つ
- 少額のうちは振込手数料の差が手取りに大きく響く
- ASPへの登録は無料。登録や講座にお金を払わせる勧誘には乗らない
次に読むなら、報酬が実際に口座に入るまでの流れを整理した「ブログアフィリエイトの報酬はいつ入る?」がおすすめです。
※本記事の支払い条件は2026年10月24日時点で各社の公式ヘルプを確認した内容です。条件は変更されることがあるため、登録前に必ず各社の最新の案内をご確認ください。本記事は特定のサービスへの登録を勧めるものではありません。
相談先まとめ
- ① 消費者ホットライン(188):高額な講座・コンサルの契約トラブル
- ② 警察相談専用電話(#9110):詐欺の疑いがある場合
- ③ 法テラス:法的なトラブルの相談先の案内
- ④ 日本弁護士連合会:弁護士への相談
山崎から一言



ASP選びで大事なのは、どこが一番かではなく、少ない報酬でも確実に受け取れるかどうかです。まずは1社、条件を読んでから始めてみてください。










